宗像経済新聞は2021年12月の創刊以来、宗像周辺の「まちの記録係」としてさまざまな人と出会い、地域のハッピーなニュースを届けてきました。その中で感じた宗像の魅力の一つは「人」。宗像には出身を問わず「シビックプライド」を持った人が多く「宗像が好き!宗像に貢献したい!」という市民の熱意が地域を支えています。
本特集では宗像で活躍する人を「むなびと」とし、「むなびと」が活動や事業を始めたきっかけ、活動・仕事に対する思い、これから宗像でかなえたい夢などについて紹介していきます。今回は「GAMOZI studio(ガモジスタジオ)」店主の吉村隼磨さん・桃子さん夫婦に話を聞きました。

「GAMOZI studio」店主の吉村隼磨さん・桃子さん
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メインは看板の仕事になりますが、そこから派生してグラフィック全般の仕事をしています。撮影、デザイン、イラストのほか、ポスター、チラシ、名刺などの紙媒体への印刷、内装、エクステリアなど映画スタジオの美術で作れるようなものは何でも作っています。
印刷の様子
シャッターの幅に合わせてデザインを引き伸ばし、印刷する
使っている溶剤機は世界で一番売れているプリンターです。逆に言うと、ほとんど皆が同じプリンターを使っているので、どこで差別化するかというと、印刷技術や金額になります。シャッターは横から見ると波々になっているので、オーダーいただいたデザインそのままの寸法で印刷すると短くなってしまう。シャッターなど凹凸があるところに施工する際は、実際のデザインを伸ばして印刷しています。
印刷・乾燥・ラミネート加工したもの
シャッターの幅に沿ってカッターナイフで一枚ずつカットしていく
筋トレする桃子さん
夫が痩せるためにトレーニングを始めたのですが、そこで私の方がハマってしまって、そこからずっと続けています。足場を組んだり、看板施工の際に使うアルポリックパネルを何枚もセットになったものを持ったりするので、職人さんに負けないよう、時間がある時はいつも鍛えています。
隼磨さん:筋トレをすると精神にもいい影響が出る。仕事なので、自分自身精神的に落ちることもありますが、(桃子さんが)「生きてりゃ何とかなる」と励ましてくれる。本当にありがたいです。
自ら描いた絵をSNSで発信し続けたことで海外の仕事にもつながった
自分も妻も高校のデザイン科を卒業しています。自分は当時まだ早かったデジタルツールを使ったり、妻はデッサンをしてきたりしたので、2人とも根底にあるのは絵。ただ、絵だけでは食べていけないので、いろいろ作るものの中に絵があればいいなという思いで仕事をしています。最近ではSNSで知り合ったドイツ人脚本家からの依頼で短編映画のポスターも制作しました。自分の好きなことが垣根を越えてつながっていく実感があり、続けてきて良かったと思っています。
シャッターラッピングを施工する様子
完成したシャッター
映画ポスターの制作に携わったことをきっかけに、映画祭を開催したいと考えるようになりました。宗像市に話を持ち込んで、ずっと続いていくような宗像の映画祭を企画したいと思っています。
ユーチューブ動画