スパムおにぎり専門店 「ONIGITERIA(オニギテリア)」が10月1日、ネオラログイン(福津市宮司浜2)にオープンした。
店主の志水照宙さんが、沖縄で初めて「スパムおにぎり」を食べた時の「感動の味」を地元でも届けたいとの思いから出店した。
志水さんは「新婚旅行でイタリアを訪れた際、『トラットリア』と呼ばれる、地元の人たちが気軽に集まる小さなレストランがあった。語源は、もてなすという意味のラテン語 『トラクターレ』で、その温かい響きにひかれた。ピザ専門店を『ピッツェリア』、ジェラート専門店を『ジェラテリア』と呼ぶように、福津でおにぎりの専門店としてお客さまをもてなしたい」と話す。
「スパム」はアメリカの食品加工会社「ホーメル・フーズ」が製造するランチョンミートの商品。メニューは、減塩スパムを具材に使った「スタンダード」(350円)をはじめ、「めんたいマヨ」「うめしそ」(以上370円)、「バジルチーズ」「ツナマヨ」(以上390円)、スパムおにぎり6個セットの「ファミリーパック」(2,000円)など。
志水さんは「福津の観光や散歩の途中に立ち寄り手軽に食べてほしい。用事がなくても、ふらっと立ち寄って近況を話せる、トラットリアのような場所を目指したい」と話す。
営業時間は11時~16時。月曜、火曜定休(祝日は営業)。