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宗像大島の塩を使った「塩じぃの塩飴」発売 児童が作った塩も使う

河辺健治さん

河辺健治さん

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 宗像大島の塩を使った商品「塩じぃの塩飴(あめ)」の販売が10月13日、宗像市内で始まった。

大島港渡船ターミナルで販売する「塩じぃの塩飴」

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 製造に使われているのは、「塩じぃ」こと大島村商店(大島)店主の河辺健治さんが手作業で作る「大島の塩」。金太郎飴本店(東京都台東区)に依頼し、あめの側面は「大島の塩」のイメージカラーである青色で、中心には「塩じぃ」の文字が入ったデザインとなっている。

 河辺さんが作る「大島の塩」は、島でくんだ海水を大窯で約5日、小窯で約2日、まきでたいて煮詰めて作る。「塩作りが大島の産業の一つになれば」との思いで、海水くみからまき作り、火の管理まで、ほとんどの工程を河辺さん一人で担っている。

 大島学園の3・4年生は、毎年授業の一環で河辺さんから塩作りを学んでおり、今回の塩あめには今年の児童4人が海水から作った塩も含まれているという。

 大島の塩ファンの一人から「大島の塩で塩あめを作ってみては」との提案を受けて発売に至った同商品。河辺さんは「味は思ったより良く、大島の塩らしい優しい味に仕上がった。塩あめをきっかけに大島の塩を知ってもらい、土産として気軽に楽しんでもらえたら」と話す。

 価格は5個入りで250円。大島港渡船ターミナル、宗像漁協大島直売所「さよしま」、街道の駅赤馬館で扱う。

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