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宗像・玄界灘で「みあれ祭」 100隻の船団が海上神幸

漁師の船団による「みあれ祭」

漁師の船団による「みあれ祭」

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 宗像大社(宗像市田島)で10月1日、「みあれ祭」が玄界灘一帯で行われた。

ご神体を乗せた御座船

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 五穀豊穣(ほうじょう)、海上安全、大漁を神に感謝し、宗像大社の秋祭り初日を飾る「みあれ祭」。

 当日は、沖ノ島の沖津宮にまつる田心姫神(たごりひめのかみ)と、大島の中津宮にまつる湍津姫神(たぎつひめのかみ)の御神霊を乗せた2隻の御座船が、辺津宮を目指して海上を進んだ。今年は約100隻の漁船が船団を組んで御座船に随伴し、大漁旗やのぼり旗をはためかせながら玄界灘を進んだ。

 長野県から初めて見に来たという高力恒次さんは「これほど多くの船が一斉に進む光景は圧巻。日本人としての魂が震えるような感動を覚えた」と話していた。

 秋季大祭は10月3日まで続く。2日は辺津宮で流鏑馬(やぶさめ)や「主基地方風俗舞(すきちほうふうぞくまい)」奉納を行う。3日夜には高宮祭場で「高宮神奈備祭」を行い、3日間の祭りを締めくくる。

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