
「むなかた魚まつり」が10月12日、宗像漁業協同組合鐘崎本所(宗像市鐘崎)前で開催される。主催は宗像漁業協同組合。
魚に親しんでもらうことを目的に毎年開催しているイベント。昨年は3000人以上が来場した。今年もキッチンカーや飲食ブースが出店するほか、魚の販売ブースを新たに設ける。宗像市食生活改善推進会の会員で構成する「魚さばき隊」のメンバーが魚のさばき方を指導する教室もある。
目玉イベントの「魚のつかみ取り」は小学生以下が対象で、学年ごとに分かれて行う。当日取れた魚約300匹を放流予定で、同組合によると昨年はサバ、アジ、タイ、ブリ、ノウサバなどがあったという。購入した魚やつかみ取りした魚をさばいて提供する有料サービスも行う。
地元の魚介類などが当たる餅まきも行う。
宗像漁業協同組合の中川智裕さんは「今年はポスターも一新し、宗像の漁師を前面に押し出したデザインにした。魚に触れ、宗像の魚を食べてもらうきっかけになれば」と話す。
宗像市農林水産課の松本裕大さんは「昨年『魚がさばけない』という声があったため、今年は魚さばき教室を取り入れ、有料で魚さばきにも対応する。親子で楽しめるイベントなのでたくさんの人に来場してほしい」と話す。
開催時間は9時~15時30分。魚のつかみ取りは11時から、餅まきは14時30分から。