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宗像でサラダレシピコンテスト 審査勝ち抜いた児童が個性的なサラダ披露

コンテスト参加者と審査員

コンテスト参加者と審査員

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 宗像市の小学3年生~6年生を対象とした「サラダレシピコンテスト」の最終審査が9月27日、メイトム宗像(宗像市久原)の調理室で開催された。

最終審査に参加した児童が考案したサラダ

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 子どもたちに「楽しく」「おいしく」自然に野菜を食べる習慣を身につけてもらおうと宗像市とキユーピーが連携して初開催した同コンテスト。夏休み期間中、「作ろうよ! 君のとっておきサラダ~サラダは、自由だ~」をテーマに野菜が主役の「とっておきサラダ」を募集し、17作品の応募があった。

 当日は「宗像産の野菜を使っていること」「誰でも気軽に作れること」「自由な発想があること」などの審査基準で1次審査を通過した児童5人が参加し、自ら考案したサラダを実際に調理した。審査員はキユーピー福岡支店の三井潤治支店長、伊豆美沙子宗像市長、宗像市健康づくり推進協議会委員、キャトルセゾン宗像の上村秀字シェフの6人が務め、調理する児童と会話をしたり、調理や盛り付けのアドバイスをしたりする姿も見られた。

 調理後は、児童が一人ずつ、それぞれのサラダの「とっておきポイント」について発表し、審査員が実食。ピタパンに野菜を詰めた料理や、野菜を炒めてドレッシングをかけた焼きサラダ、ドレッシングを混ぜて炊いたご飯にサラダを盛るサラダご飯など個性的な料理が並び、審査員からは「メイン料理になるサラダ」「考えたこともないレシピだった」「カフェのメニューに加えたい」などの声が上がった。

 グランプリに輝いたのは、自由ヶ丘小学校5年の斎藤雪月(ゆづき)さんが考案した「やきいもと野菜のカラフルサラダ」。キュウリやブロッコリーなどの宗像産野菜を使い、ゆで卵、ミニトマト、パプリカ、レタスなどを盛り、シーザードレッシングをかける色鮮やかなサラダで、つぶした焼き芋を中心に飾るのが特徴。妹と共に、それぞれの「とっておきレシピ」を考案し応募したという斎藤さんは「ジャガイモはゆでるのに時間がかかるが、焼き芋はつぶすだけなので誰でも簡単にできると思い、作ってみたらおいしかった。これからもいろいろなサラダを作ってみたい」と笑顔を見せた。

 伊豆市長は「宗像産の野菜をたくさん好きになってくれてうれしい。たくさんの野菜を食べて元気な体になってもらうのがコンテストの一番の目的。これからもいろいろな料理をして家族で楽しい食卓を囲んでほしい」と話す。

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