
居酒屋「あかま三閣(さんかく)」(宗像市赤間駅前1)が7月9日、オープンした。
樋口龍太郎さんが店長を務める同店のコンセプトは「大正ロマン」。外観・内装ともにレトロな雰囲気で統一し、カウンター席前には炭火の焼き台を置き、炉端焼きを中心に旬の食材を使った料理を提供する。店名は、店舗が三叉路に位置することと、「店主2人と店長1人の3人で力を合わせて頑張っていこう」との思いを込め名付けたという。
器ごと火にかけて調理し、そのまま提供する「ぐつぐつ」シリーズについて、樋口さんは「六角形の器は、有田焼の窯元に直接依頼し、店のために作ってもらった」と話す。樋口さんのお薦めは、「麻婆豆フ」(880円)、「名物肉豆フ」(1,100円)、「ぐつぐつタンシチュー」(1,420円)。炉端焼きでは「鴨肉ノロースト」「厚切り牛タンノ炭火焼き」(以上1,980円)が人気という。「鴨肉は提供している店が少ないので、食べてほしい。牛タンはかなり厚切りにして炭火で焼いており、食べ応えがある。どちらも注文が多い人気メニュー」と樋口さん。長崎県産のブランド豚「じげもん豚」を使う「角煮のパイ包み焼き」(880円)は甘辛く仕上げた角煮とクリームチーズをパイで包み、オーブンで焼き上げる。
樋口さんは「女性をメインターゲットと考え、盛り付けにもこだわっている。駅からすぐの立地なので、気軽に立ち寄れる居酒屋にしたい」と話す。
営業時間は16時~23時。