暮らす・働く

宗像市で「お試し居住プログラム」  専属コーディネーターが移住支援

(左から)「お試し居住プログラム」を担当する宗像市経営企画課の恵下尚輝さん、田中由香里さん

(左から)「お試し居住プログラム」を担当する宗像市経営企画課の恵下尚輝さん、田中由香里さん

  • 0

  •  

 宗像市が7月1日、移住を検討している人を対象にした「お試し居住体験プログラム」の取り組みを始めた。

まちなか暮らし「Tarou’s House」

[広告]

 宗像市内で最大4泊5日まで移住生活を体験できる同プログラム。市内4カ所の宿泊施設で実際の暮らしを体験しながら、移住後の生活をイメージしてもらおうと企画した。宿泊施設は、東郷駅周辺の「まちなか暮らし」2軒と海側エリアの「いなか暮らし」2軒の計4軒。各施設には家具・家電などの生活設備を用意する。利用料金は1泊=1万2,000円~。

 宗像市ではこれまで、移住支援金などの補助金メニューの拡充やオンライン相談などの支援策に取り組んできたが、移住検討者からの「市内を案内してほしい」「暮らしを体験したい」との要望を受け、移住体験プログラムの実施を決めた。

 同プログラムでは、宗像市への移住経験を持つ「お試し居住コーディネーター」がオンラインによる事前ヒアリングを通じて参加者のニーズを把握し、関心やライフスタイルに合わせた案内を行う。先輩移住者との交流会も開き、移住に関する疑問や不安を解消する機会も提供する。

 宗像市経営企画課の恵下尚輝さんは「お試し居住コーディネーターが案内することで、行政目線ではなく市民目線で魅力を伝えることができる。『実際に暮らしを体験してから選ぶ』という移住スタイルを提案することで、より多くの方に宗像市の魅力を実感してほしい」と話す。

エリア一覧
北海道・東北
関東
東京23区
東京・多摩
中部
近畿
中国・四国
九州
海外
セレクト
動画ニュース