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宗像の中高生バトントワラーが世界大会出場へ 市長に健闘誓う

(左から)伊豆美沙子宗像市長、刀根遥緋さん、寺山千尋さん、猿楽隆司宗像市教育長

(左から)伊豆美沙子宗像市長、刀根遥緋さん、寺山千尋さん、猿楽隆司宗像市教育長

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 「2025年IBTF世界テクニカルバトントワーリング選手権大会&ネイションズカップ」に出場する宗像市立河東中学校(宗像市城西ヶ丘6)9年生の寺山千尋さんと同校出身で博多高校(福岡市東区)1年生の刀根遥緋さんが5月29日、伊豆美沙子宗像市長を表敬訪問した。

息の合った演技を見せる寺山さん、刀根さん

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 バトントワーリングは、金属の棒(バトン)を回転させる(トワーリング)操作と体の動き、音楽を組み合わせたスポーツ。バトンを回すだけでなく、高く投げたり首や腕の上を転がしたりする技や表現力で点数を競う。2人は3月に香川県で開催された同世界大会日本代表選考会のデュエットジュニア部門で優勝し、8月に伊トリノで開催される世界大会への出場を決めた。

 2人が所属している「ゆりの樹バトンバトンスタジオ」には「吉塚ゆりの樹幼稚園」(博多区)と「玄海ゆりの樹幼稚園」(上ハ)の園児・卒園児約230人が所属。2人とも玄海ゆりの樹幼稚園在園中にバトンを始めたという。ペア歴は約2年。

 当日は、2人のほか同スタジオの指導者、吉塚ゆりの樹幼稚園園長、学校関係者が宗像市役所を訪問。持参したバトンで息の合った演技を披露したほか、伊豆市長、猿楽隆司宗像市教育長にバトンの回し方を教える一幕もあった。

 寺山さんは「世界大会は小さい頃から憧れていた舞台。自分たちらしく思い切って楽しんで参加したい」と話し、刀根さんは「日本代表として世界大会に出場できることに感謝の気持ちを持ち、これまでの努力の成果を発揮して1位を取りたい」と抱負を話した。

 伊豆市長は「学業と練習を両立させながら頑張ってきたと思う。世界大会の大舞台で力いっぱい演技し楽しんできてほしい」とエールを送った。

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