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宗像ユリックスでタケノコ堀り体験 今年は少量ながら4キロの大物も

大きなタケノコを堀り、笑顔を見せる参加者

大きなタケノコを堀り、笑顔を見せる参加者

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 「たけのこ堀り体験講座」が4月5日、宗像ユリックス(宗像市久原)パットゴルフ場奥の竹林で行われた。

通常は立ち入れない竹林に入る参加者

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 宗像ユリックス「にっこり文化講座」の一環。同講座の講師を務める「宗像里山の会」は2005年、宗像市内の放置竹林の整備などを目的に結成。2012(平成24)年、同施設パットゴルフ場奥にあった放置竹林を同会が整備することに決まり、作業道作りから始めた。現在も月数回、不要な竹の伐採、粉砕などをしながら竹とタケノコの育成管理を行う「竹林整備ボランティア活動」を継続して行っている。同講座は2015(平成27)年から開催し、今年で10年目。

 当日は宗像市内外から約50人が参加し、講師の同会会員から説明を受けた後、グループに分かれて竹林に入り、タケノコ堀りを行った。参加者は会員からアドバイスを受けながら地面に見え隠れするタケノコの周りの土をクワでていねいに掘り進めていき、大ぶりのタケノコが採れて歓声を上げる人の姿も見られた。同会によると、昨年の天候不良などの影響で今年はタケノコの成長が遅れ収穫量が少なかったというが、1個4キロのタケノコも収穫された。タケノコは重さ計量後均等に分け、参加者に配った。

 福津市から親子で参加した男子児童の一人は「タケノコを掘るのは大変だったが、楽しかった」と話す。同児童の母親は「苦労して掘ったタケノコなので大切に食べないといけないと思った。タケノコご飯にして食べたい」と笑顔を見せる。

 同会会員の水上敏男さんは「前日の時点でもタケノコが少なく開催が危ぶまれたが、大きいタケノコもあったので安心した。タケノコ掘りを楽しんでもらえて良かった」と話す。 

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