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宗像・グローバルアリーナで「防災デイキャンプ」 火のおこし方講座も

火のおこし方講座(過去開催の様子)

火のおこし方講座(過去開催の様子)

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 「防災デイキャンプ」が3月8日、グローバルアリーナ(宗像市吉留)で開催される。

マッチに火をつける児童

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 主催は「サイエンス里山ラボ宗像」代表の谷口竜平さん。自身の所有する宗像市大穂の野山で「自然の中で学ぶ体験型科学教室」を月1回開催している。

 谷口さんがスポーツ施設である「グローバルアリーナ」を訪れた時に「こんなに恵まれた環境をアウトドアで利用できないのはもったいない」と感じたことから、同施設渉外担当マネジャーの田崎克也さんに施設内でのデイキャンプ開催を提案。「災害の多い今、ただデイキャンプをやるよりも防災デイキャンプにすることで、家族皆で遊びながら学ぶ機会にもなるのでは」という谷口さんの思いから、同イベントが実現した。

 会場は敷地内にあるフィールドD(インドアテニスコート下のサッカーグラウンド)。1区画12メートル×12メートルのサイト(1区画=6,000円)に自家用車を2台まで横付けできる。3台目以降は近隣駐車スペースを利用。1区画に8人まで登録できる(未就学児は人数に含まず)。テントやたき火台、バーベキューコンロ、まきなどは各自持参する。バーベキュー用の食材は持ち込むこともできるが、現地で販売も行う(1人前=2,200円、要事前予約)。

 イベント中はデイキャンプ参加者に向けて、マッチとメタルマッチを使った「火のおこし方講座」も開く(要予約)。講師は「森あそび工房notameni」代表の北原佳明さん。北原さんはJBS認定ブッシュクラフトインストラクターの資格を持ち、「豊かな遊びをした子どもが豊かな社会をつくる」をモットーに、自然体験活動や冒険遊び場作りを行っている。

 谷口さんは「オール電化の家が増えてきて、火をつけるという行為も『テレビや動画で見たことはあるが実際にやったことがない』という子どももいる。何事も自分でやってみることは財産になる。遊びながら役立つ知識と経験をこの機会に体験してもらえたら」と来場を呼びかける。

 開催時間は10時~16時。小雨決行。予約は「サイエンス里山ラボ宗像」ホームページで受け付ける。

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