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宗像で絵本と音楽のコンサート 宗像の伝承が題材、写真とのコラボも

2月11日のコンサートの様子

2月11日のコンサートの様子

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 絵本の朗読とオリジナル音楽のコラボコンサート「絵本と音の玉手箱 宗像のたび」が3月8日、赤間地区コミュニティ・センター(宗像市赤間2)で行われる。

参加者の子どもが「風の音」を演奏する様子

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 ジャズピアニストの塚本美樹さんとウッド・ベース奏者の間村清さんによる音楽ユニット「Visons(ビジョンズ)」が企画した。当日は、女優の徳永玲子さんが行う絵本の朗読に合わせて2人がオリジナル曲を演奏する。塚本さんと徳永さんは中学時代からの縁で、約20年間、各地で絵本と音楽のコラボ企画などの活動を続けているという。

 全3回シリーズで今回が最終公演となる。2月11日に行われた2回目の公演では、世界遺産の宗像・沖ノ島が舞台の絵本「はるかな島のものがたり」の朗読に合わせ、BGMや間奏曲を演奏。パーカッションで効果音を付けるなど朗読を盛り上げた。徳永さん原作の絵本「トマトくんのありがとう」の朗読では、参加者の子どもたちがパーカッションを担当し、場面に合わせて風の音や雷の音などを演奏した。

 全3回のコンサートは毎回内容を変えて開催し、最終公演では写真家・川上真司さんの作品とのコラボ企画を予定している。

 塚本さんは「宗像の歴史や文化の素晴らしさを、音楽と共に感じ合える時間になれば。参加者の皆さまと一緒に作り上げていくコンサートでありたい。子どもから年配の方までどの世代の方にも楽しんでいただけるので、多くの方に足を運んでほしい」と呼びかける。

 11時開演。チケット料金は、一般=2,000円、中学生以下=500円。事前予約制。

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