「住マイむなかたフェア」が8月17日、メイトム宗像（宗像市久原）の多目的ホール、結（ゆい）工房で開かれる。

銅板で折り鶴作りの様子（写真提供＝住マイむなかた）

　主催は、一般社団法人「住マイむなかた」。宗像市内の住まいに関わる事業社90社が加盟する同団体は、宗像市が委託する「住まいの相談窓口」として空き家管理、新築・リフォームの相談などをボランティアで行っている。同イベントは団体の周知を目的に企画し、今回で4回目。

　当日は、棟梁（とうりょう）が家の構造を説明しながら行う「子どもたちによる棟上げ（小学5年以上）」「クロス貼り」「カンナ・くぎ打ち」「丸太切り」「壁に落書き・落書き消し」などの体験コーナーのほか、「本棚作り」「銅板で折り鶴作り（小学3年～5年）」などの製作コーナー、「輪投げ」「積み木」「缶バッジ作り（1回100円）」などのキッズコーナーなどを設ける。屋外には、働く車も展示する。このほか、かき氷、フランクフルト販売などの飲食ブース、キッチンカーも出店する。

　棟上げ後には、「上棟式」と祝いの席で歌う「博多祝い唄」を披露し、餅まきを行う。

　同団体事務局長の國廣由佳さんは「メインイベントは『子ども棟上げ体験』。棟上げの様子を間近で見ることはなかなかないと思うので、この機会に家族で見に来てほしい。さまざまな体験を通して宗像のプロの技を体感してもらい、家に興味を持つきっかけになれば」と来場を呼びかける。

　開催時間は10時～15時。棟上げは11時から行う。餅まきは12時、13時30分、14時30分の3回。棟上げ体験、本棚作り、クロス貼り体験は予約優先。