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グローバルアリーナで子ども向けサッカーイベント 元Jリーガー来場も

炎天下の中ボールに食らいつく児童たち©山口陽平

炎天下の中ボールに食らいつく児童たち©山口陽平

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「駅前不動産presents第1回VAMOS CUP」が7月27・28日、グローバルアリーナ(宗像市吉留46)で初開催された。主催は「SALTZ(サルツ) FC」(福岡市中央区)と「少年サッカー情報舎」(那珂川市)。

「少年サッカー情報舎」社長の衛藤裕さんと「バモス8月号」の表紙を飾った児童

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 「サルツ FC」代表の谷岡晋作さんは「元々当施設でのサッカー大会はサルツでは毎年恒例だった」と話す。昨年4月に「福岡県ジュニアサッカー専門誌VAMOS」を創刊した「少年サッカー情報舎」社長の衛藤裕さんと「もっと大人も子どもも楽しめるサッカーイベントをしたいとの思いが合致し実現した」という。

 同イベントはトーナメント形式のサッカー大会をメインに2日間にわたり行われ、500人を超える全36チームの児童たちが参加。保護者や関係者を含む来場者数は1500人に上った。広島や佐賀・熊本など、県外からの出場チームも多く、中には「同大会のために来日した」という香港からの出場チームもあった。

 大会中には元Jリーガー、元Fリーガー、現役ビーチサッカー選手をゲストに招いた交流戦も行われ、抽選で出場権を得た児童たちが目を輝かせながらピッチを走った。このほか、元サッカー日本代表の城彰二さんと「ドルソーレYUKUHASHI」のマイケル社長(岡本英雄)さんが大会MCとして肩を並べ、息の合ったトークで会場を沸かせた。

 今大会のメインスポンサーで「駅前不動産(駅前工務店)」社長の植村武史さんも、プロの選手たちと共に交流戦に出場。「自分も学生時代にはずっとサッカーをやっていたが、まさか最前線で活躍してきた選手たちと一緒にプレーする日がくるとは思わなかった。こんな夢みたいなイベントを子どもたちに直接届けることができてうれしい」と話す。

 クライマックスとなる決勝戦では「サルツFC」対「宗像セントラル」の試合が行われ、子どもたちの勇姿に「小学校最後の夏休みに宝物のような思い出をつくってもらえてありがたい」と涙を流す母親の姿もあった。出場した男子児童は「バモスに載ったときもうれしかったが、今日はもっと胸がいっぱいになった」と笑顔を見せる。

 「少年サッカー情報舎」社長の衛藤裕さんは「まずはたくさんの人に協力してもらいこの日を迎えられたこと、無事に終えることができたことにホッとしている」と振り返る。「これからもさまざまなイベント企画し、もっと多方面からジュニアサッカーを盛り上げて行きたい」とも。

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