デジタル地球儀「触れる地球SPHERE(スフィア)」を使った特別講義が2月18日、宗像市立玄海中学校(宗像市江口)で全校生徒を対象に行われた。
講師は文化人類学者の竹村眞一さん。2025年10月に開催された「第12回宗像環境会議」で竹村さんが行った「目で見て学ぶ」教育に興味を持った同校が依頼し講義が実現した。
講義中、数億年前の大陸移動や日本列島の成り立ち、リアルタイムの天気図や雲の動き、二酸化炭素濃度の変化など、地球儀に立体画像が映し出されると、会場から驚きの声が上がっていた。
このほか、温暖化対策を行わなかった場合と、温暖化対策を行い気温上昇を1.5度に抑えた場合の2100年の地球を比較したシミュレーション画像を使い、海水温の変化や北極の氷の減少なども視覚的に紹介。地球温暖化の進行を説明した。生徒たちは真剣な表情で未来の地球について考えていた。
竹村さんは「デジタル地球儀を使うと、国語や算数、社会、理科の教科を横断した新しい学習ができる。私たちが努力するかどうかで地球の未来は変わる。違う未来を私たちが作れる」と話す。
参加した生徒の一人は「知らないことがたくさんあった。地球の現状を知り、未来のことも考えていきたいと思った」と話していた。