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宗像の「みんなの居場所 といろ」 安心して集える地域の居場所へ

「みんなの居場所 といろ」のスタッフ(左端が木室さん)

「みんなの居場所 といろ」のスタッフ(左端が木室さん)

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 グリーンコープ宗像店(宗像市くりえいと1)の会議室とパブリックスペースを使い、8月2日、「みんなの居場所 といろ」が開所した。

昼食の様子(12時から)

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 同所は、子どもから高齢者まで、グリーンコープの組合員でなくても誰でも参加できるフリースペース。社会福祉法人「グリーンコープ」の子育てサポート事業の一環として「子育てサポートセンターぶらんこ」が主催。グリーンコープの活動組合員が共生社会の実現に向けて意見を出し合い、「地域に住む全ての人が安心して集える居場所を作りたい」という思いから、1年の準備期間を経て今回の開所となった。

 利用は無料で、予約なしで時間内ならいつでも入退室できる。小学生以上は子ども人での利用も可能で、専任スタッフとボランティアスタッフが常駐し見守りを行う。子どもたちが気軽に立ち寄って遊んだり、宿題をしたりして自由に過ごせるよう、部屋にはテーブルと椅子を用意。工作コーナーや絵本、ボードゲームなども自由に使うことができる。子どもは無料、大人は200円でグリーンコープの食材を使った昼食も提供する。

 居場所担当者の木室裕子さんは「『みんな違ってみんな良い』という思いから、『十人十色』から取って『といろ』と名付けた。誰にとっても居心地のよい場所を目指したい。子どもたちが安心して過ごせる居場所であることはもちろん、お茶を飲みながらおしゃべりしたり、子どもたちと遊んだりして、子育て中の方や悩みを抱えている方の息抜きの場としても使ってもらえたら」と利用を呼びかける。

 8月の開所日は火曜の11時~16時(16日は休み)。9月以降は火曜の11時~17時と第1土曜の11時~16時。

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