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正助ふるさと村で「田植え体験&どろんこ運動会」 家族連れらが参加

「親子でそり」を楽しむ参加者ら

「親子でそり」を楽しむ参加者ら

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 宗像市吉武にある「正助ふるさと村」(宗像市武丸)で6月19日、「田植え体験&どろんこ運動会」が開かれた。

一列に並び足並みをそろえながら苗を植えていった

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 毎年開催している同イベント、この日は市内外から約80人の家族連れが参加。参加者らは職員から田植えの方法について説明を受けた後、裸足になり順に田んぼの中へ。一列に並び、等間隔に印が付いた田植えひもに沿って、苗を2、3本ずつ丁寧に植えていった。

 どろんこ運動会では、親が子をそりに乗せて引っ張りながら走る「親子でそり」や、親子でひもの中に入り一緒に走る「汽車ポッポ」など親子で楽しむ競技のほか、年代別のかけっこレースを開催。順位に応じて賞品を贈った。途中、そりから落ちたり、足を取られて転倒したりする参加者も。泥だらけになりながらゴールを目指す姿に、太鼓や歓声で応援する様子も見られた。競技後は、職員が手作りした「きなこ団子」を振る舞った。

 同施設では年間30町歩分の米を栽培。同施設産の米や加工品として販売するほか、ふるさと納税の返礼品としても出品する。今回の体験で植えた苗は、10月に行う「稲刈り体験」で刈り取る予定だという。

 市内在住の小学1年男児は「田植えは難しくなく、楽しめた」と笑顔で話し、父親は「このような体験ができると知らず、今回初めて参加した。田植えも初めての体験だったが泥の感触も良く、思った以上に楽しかった」と話した。

 同施設職員の吉田祥子さんは「毎年、『子どもたちに外で思いきり遊んでほしい』と思い開いている。梅雨の時季の開催なので天候も心配していたが、今年も無事に終わりホッとしている」と振り返る。

 年間を通してさまざまな収穫体験や物作り体験などが楽しめる同施設。7月には「青竹でそうめん流しづくり体験」の開催も予定する。

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