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宗像・吉留にアメリカンベーカリーのテイクアウト店 パイや焼き菓子など販売

店主の花田みささん

店主の花田みささん

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 宗像に5月14日、アメリカンパイや焼き菓子を販売する「Hanna’s Bakery(ハンナズベーカリー)」(宗像市吉留)がオープンした。

テーブル上にはさまざまなアメリカンパイが並ぶ。サワーチェリーパイなど珍しいパイも販売

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 店のコンセプトは「かわいく、おいしいアメリカンベーカリー」。店主の花田みささんは「見た目がきれいなケーキはたくさんあるが、アメリカのケーキやパイは手作りの温かみが感じられるのが魅力。そんなアメリカンベーカリーが好きだったことから開業を決意した」と話す。敷地内には父の和人さんが営んできた街道茶房「華だ」(現在は休業中、夏に長兄の貴臣さんが再開予定)と自宅があり、自宅横の倉庫を和人さんが約3カ月かけてDIYで改装し、店を作り上げたという。

 普段は別の仕事をしているため、現在の営業は週1日のみ。パイは作ってから半日ほど寝かせた方がおいしくなることから前日に仕込む。原材料にもこだわり、小麦粉はポストハーベスト農薬・漂白剤不使用のものを、砂糖の代わりにテンサイ糖を、それぞれ使う。

 商品は「アップルパイ」(400円)、「ブルーベリーパイ」「チェリーパイ」(以上420円)などアメリカンパイやケーキのほか、ナッツバターが入った「ナッツブラウニー」(350円)や溶かしたマシュマロにシリアルを混ぜた「シリアルトリーツ」(200円)などアメリカの家庭で作られる菓子も用意。毎週商品を変えながら、さまざまなアメリカンベーカリーを販売する。今後は種類も増やしていくほか、ホール販売もできるようにしていく予定だという。

 「宗像にはあまりないような珍しい食材を使ったアメリカンパイも用意している」と花田さん。「いずれは、営業日も増やしていきたいし、機会があれば出張販売も考えている。たくさんの方にアメリカンパイを楽しんでもらえれば」と来店を呼びかける。

 営業は土曜の11時~19時(無くなり次第終了)。

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